TOP > 未来へのとびら > 理工学部女子会(電子情報工学科)
| 未来へのとびら - 理工学部女子会(電子情報工学科) |
2011年12月13日(火)理工学部で女子会を開催しました。今回は理工学部電子情報工学科4年生の女子の皆さんにご協力いただき、質問に答えていただきました。参加者は、はるかさん(青森県出身)、まなみさん(北海道出身)、しほさん(青森県出身)、あんなさん(北海道出身)です。
|
|
Q:なぜ電子情報工学科を志望しましたか?
はるかさん:もともとパソコンに興味がありました。小学校の時、パソコンを使ってゲームをしたりして、高校の時は情報技術科に入ったので、その延長で電子情報工学科を志望しました。
まなみさん:中学校、高校の時、コンピューター部に入っていたので大学でコンピューターについてもっと勉強して将来の仕事に生かしたいと思い志望しました。当初は北海道内の大学を希望していてオープンキャンパスに行きましたが、イメージと違いました。弘前大学は総合大学なので色々な人がいて、色々な考えの人とふれ合えると思い志望しました。
しほさん:高校の時、理系に進もうと決めて、昔から携帯電話の端末に興味がありました。パソコンができるようになったら将来困らないかなと思い志望しました。高校には情報科がありパソコンに詳しい先生がいらして、深く発展的な内容も学びました。
あんなさん:数学が好きで理系に進みました。パソコンに触れる機会が少なかったので、これからの情報化社会で生活していくための必要な知識が学べるかなと思い志望しました。
Q:入学前にパソコンに触れる機会が少なかったということですが、入学後パソコンで苦労はしましたか?
あんなさん:苦労しました。数学を含んだ授業は得意ですが、パソコン内部の授業になると大変でした。でも電子情報工学科にはパソコンが好きで得意な人が多いので、わからないところは教えてもらい、わかるようになりました!
成田先生:1年生の基礎ゼミでまなみさん、しほさんの担当でした。今話しているのを聞いていると、1年生の頃もしっかりしていましたが、今はもっと大人っぽくしっかりしてきたなと思います。
Q:大学受験の勉強はどうでしたか?苦手科目はありましたか?
はるかさん:推薦入試で受験しました。学校の先輩たちが受けた問題が資料として残っていたので参考にし、数学、物理、IT単語などを中心に先生とマンツーマンで口頭試問の練習をしました。
あんなさん:一般入試で受験しました。国語と社会が苦手でした。学校の授業、補習を受け、朝早く学校へ行って友達と勉強しました。
Q:大学生活はどうですか?
まなみさん:寮に入っています。新入寮生を入学式に引率したり、入寮の行事の準備をしたり、寮内で発行する冊子をつくったり、寮内にはたくさんの仕事があり、いい経験をしました。楽しいことばかりでありませんでしたが、一人暮らしでは経験できなかったことがたくさんあり、共同生活の中で多くの人とかかわれたことは貴重だと思います。
しほさん:テニスサークル、スノボーサークルに入っています。人数が多いサークルなので、縦のつながりも、横のつながりもでき、自分が困った時は先輩に助けていただいて学ぶことが多いです。
あんなさん:軟式野球部のマネージャーと寮内でカレーサークルに入っています。カレーサークルは文字通り、カレーを作ってどんなカレーが美味しいか、美味しいお店に行ってみたりします。
成田先生:まなみさんは今年、学内で開催された日本リモートセンシング学会の準備、受付等をしていました。事前の搬入、セッティングや運営などをしてくれる人がいて学会が成り立っています。
まなみさん:学会にはたくさんの労力がかかっていて、事前準備も、開催されている最中も、終ったあともやることがたくさんありました。たくさんの人の協力があって学会が成り立っていることがわかりました!いい経験でした。
Q:授業はどうですか?
まなみさん:難しいです。ですが、最初はわからなかったことがわかってくると楽しいです。コンピューターアーキテクチャは一般の人が見ることのない言語を使ってコンピューター内部の処理動作のしくみ、構造など、なじみがないので難しかったです。難しかった分頑張り達成感があります。
あんなさん:ネットワークセキュリティーはスライド方式の授業で、なじみがある言葉が出てくるのでわかりやすいです。英語での授業ですが、ポップなスライドですごく新鮮で楽しいです。
しほさん:ネットワークセキュリティーの分野では、聞きなれた単語、例えばIPアドレスのしくみやインターネット関連の勉強ができます。こういう盗聴があったら危険ですよとかネットワークは危ないというイメージが湧き、内容が掘り下げられて理解しやすくおもしろいです。
はるかさん:プログラミングは言語を覚えることが難しいですがうまくいくと達成感があります。
あんなさん:学生実験は難しかったです。プリズムの実験では細かい作業で見たいものを見るための前処理が難しかったです。予習の段階で得たい数字はこれだと思って実験に臨みますが得たい数字が出ない時は大変でした。
Q:プリズムはきれいといったイメージが湧きますが?
あんなさん:きれいでした!実験は班ごとに分かれますが、後半のグループで女子が固まっていて私の班では割とクールな男の人が多く、女子が私だけなので一人で盛り上がりました!
Q:女性が少ないことは気になりますか?
あんなさん:1年生の頃、基礎ゼミの授業の一環で半導体の工場見学へ行きました。バスの中で、学籍順でしたが、1台目に女子が私一人で他の女子が2台目に固まっていました。バスの中では他の女子とメールでやりとりしていました(笑)。女子は少ないですが仲がいいです。女子だけで女子会や鍋パーティーをしたり、また困った事があっても助け合ったり情報交換したりします!
Q:卒業研究のテーマを教えてください。
はるかさん:Kinectを用いた3次元情報の表現です。センサーから出る赤外線がモノにあたって反射し戻ってくるまでの時間を測り距離を計算します。それをもとに距離画像を作成します。距離画像からパソコンが人を検出、認識させるためのプログラムを考え、Kinectを動かすまでがテーマです。先生から具体的なアドバイスを戴いたり、先輩に教えてもらいながら進めています。
まなみさん:AR.DroneというiPod/iPadで制御するラジコンヘリにカメラを積んで航空画像を撮影するための研究をしています。まだ屋内の講義室で飛ばしている段階ですが、ラジコンがどこを飛んでいるか、どの方向を見ているかを写真に撮って観測できるように記録を整えています。実験の段階で100gまでの搭載であれば飛行可能ですが、映像はぶれてしまいます。現在、iPodで操作していますが、どういう高度で、どういったデータを送ってきているのかがわからないので将来的にはパソコンで動かし、一気に色々なアプリケーションを動かして色々な情報を処理できるようにしたいです。
しほさん:OFDMという通信にクォータニオンという四元数を使った通信を研究しています。OFDMは地デジの通信方式になっていて、クォータニオンという四元数に拡散の処理を加えることによって通信を拡散させてセキュリティーを上げることが目的です。通信を拡散させることによって途中で起こる盗聴を防ごうというのが目的です。あんなさんとテーマが一緒で2人で卒論を進めています。先生からは新しいアドバイスをもらったり、励まされることでモチベーションが上がります。また学会に参加し他の人の研究発表を見ることから学ぶこともあり、参考になりました。
Q:しほさんとあんなさんの卒業研究は同じですか?
あんなさん:テーマが同じですが、従来方式のOFDM通信のシミュレーションに四元数という拡散処理を入れて、そのデータを改良するのが私の研究テーマです。改良したものを評価するのがしほさんの研究テーマです。テーマが同じなので行き詰ったときでもお互いにアドバイスや相談しながら研究しています。どちらかが、わかった!という時もあるので進みが早いですし心強いです。
成田先生:卒業研究を進めていくうえで苦労した点はどこですか?
あんなさん:先輩たちが卒業後に始めたので、先輩達がどういったシュミレーションソフトを使っていたのか、どのバージョンか、またソフトの使い方がわからなかったので研究に入る前の初歩的な段階から自分で一から探したり調べたりするのが大変だったなあという印象です。
Q:卒業後の進路について教えてください。
はるかさん:技術部門で、電子部品の半導体開発をする仕事に内定をいただきました。
まなみさん:ゲームプログラマーになります。ゲームを企画開発する職種に決まりました。現在、研修中で、同じく内定をもらった人たちとチームを組んでソーシャルゲームを実際に企画してみよう!と1カ月に1回ほどSkypeを使い会議をしています。
しほさん:携帯電話会社のネットワークを管轄する部門に内定をいただきました。ネットワークを管理したり、基地局の新設、保守などの計画をしたりする技術職です。どこに基地局を設置したら通信品質がアップするか、オペレーションセンターでトラブルがどこで発生しているかを監視し遠隔操作で直します。通信品質を上げて携帯電話をどこにいても繋がるようにします。
あんなさん:旅客サービス業です。きっぷの販売や旅行の企画、販売などを行う予定です。
Q:理工学部に入学を希望する女子高生の皆さんにメッセージをお願いします。
あんなさん:弘前大学理工学部は校舎が新しく、設備が整っていて、機器もパソコンも充実しています。研究室では1人1脚机を使うことができ、自分の研究に没頭できる環境が整っています。
しほさん:男子学生がフレンドリーで協力し合える人達が多いので、女子が少なくても大丈夫かなと思います。困っていてもどうしたの?と話しかけてくれ助けてくれます。励まし合っています。
はるかさん:女子が少ないからこそ、男子が気を遣ってくれフレンドリーです!
まなみさん:自分のやりたいことを考え、目標に向かってくじけそうになってもあきらめずに頑張ってください!私も何回かあきらめそうになりましたが、最後まであきらめずやってきたら結果としていい方向に向かっていました。
|
|
ありがとうとうございました!
大学生活では色々な経験を積んで成長していく様子がわかりました。先生方は学生の4年間の成長していく姿を見つめ、それが刺激となって、自身の日々の教育や研究を頑張る力が湧き、学生とともに飛躍していけるのではないでしょうか?
わからないことを頑張って学びわかった時の達成感、わからないことがあっても一から調べる力、他の人に聞いたり教えたり励まし合うことで社会人として必要な協調性を身につけて素敵な社会人になることでしょう。
|
▲このページの先頭へ