今回は、4次の対称群を例にして、Mathematicaを使ってどうやって、 有限群をグラフにしたのかを、お見せしましょう!
まず、 Mathematica のソース を見てください。
最初に、関数 FFG3D を定義しています。
入力するのは a (生成元情報)、 c (色情報)、vv (頂点情報)、
XX (元の行列表現)、 w 基点となる頂点の座標の5つです。
この5つの入力値から、グラフを作っています。
つぎに、関数 LiveFormとWriteStringを使って、Mathematicaで作ったグラフィックを
ホームページで表示できるような形で出力します。
プログラムは、それほど難しくありありませんが、グラフを書く上で4番目の入力 XXの
値を求めることがもっとも本質的で難しいところです。
この値を求めるために、表現論と呼ばれる、有限群論の方法論を使います。
今回のデータは、4年生の松川さんが卒業研究の一環として作ったデータを
利用させてもらっています。
下の3つのグラフィックは実際に、Mathematicaから作った4次の対称群です。